2007-01-21
"勉族"M・キャンビー。
NBAファンなら多分、キャンビーの名前はしらなくても、どこかで"勉族"のタトゥーは見たことがあると思います。現在はナゲッツで活躍していますが、以前はニックスにいました。その当時のニックスは強豪チームであり、NBAファイナルでスパーズと対戦したときも、いい働きをしていました。(ただしそのとき勝ったのは、我がスパーズ。スパーズ初優勝でした。)
その当時の彼はただ背が高くいい動きをするけど、なんだか頼りなく、失敗も多かったです。オフェンスリバウンドをそのままリングに叩き込むなどナイスプレイはするのですが、精度がひくく考えられないような失敗もよくしていました。そのたびに眉を八の字にし大きな目をウルウルさせていました。兄貴分のスプリーが声をかけてフォローしている様子をよく見ました。何を言っているのかわかりませんので、フォローしているのかどうかは本当はよくわかりません。しかし、KJの中では、兄貴スプリー&弟分キャンビーでした。多分そうだと思います。
しかしそれから月日は流れ、ニックスから移籍したあとは、NBA中継そのものが少なくなったこともありめっきりとお目にかかることは減りました。しかもそんなにチームの大黒柱という選手でもないので、TVに映ってもほぼ100%脇役脇役扱いです。ところがそのキャンビーのいるナゲッツに超大物アイバーソンが移籍してからはナゲッツが取り上げられることがかなり増えました。でもやはりキャンビーは主役ではないのよね。
・・・・とおもっていたら、昨日BSでやっていたキャブス戦ではすっごい活躍をしていてびっくりするとともに、大変うれしかったです。だってあの弟分キャンビーがあの活躍ぶりとは。残念ですが詳細は書きつくせませんので省略します。
ニックス時代はポカがおおいけど勢いのある有望な若手選手という印象でしたが、昨日の試合を見る限り、エースではないがチームを引っ張る能力の高いベテラン選手という印象でした。ニックス時代から思い切ったプレイと、思いがけないプレイで(ただしなんでそれをハズスんだ!というシーンもおおくありました)ファンをひきつけていましたが、いまや堂々のスターターでちーむには欠かせない選手だと思います。
ほんとに彼は背が高くて手が長い。210cm以上あるけど細いのであまり大きく見えないが、その上背と手の長さでリバウンドを奪う、あるいはそのまままリングに叩き込むプレイはすごい。そして腕には"勉族"の文字。タトゥーをしていても彼はものすごくまじめだそうです。それと、たしかおばあちゃんかだれかに「キャンビー」=「can be」なんだよ小さいころから励まされていたというエピソードを効いたと思います。
これからもがんばれ、キャンビー!
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