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いまさらですが、12月ですね。
ウィスキーグラスを揺らしながら小説を読むのにいい季節ですね。
外が寒ければ寒いほどいい雰囲気を味わえます。
...しかしこのところの不況でなかなかそうはいきません。
さて、現在KJは「女王陛下のユリシーズ号」と「亡命者はモスクワをめざす」を読んでいます。それと「ヒトはなぜヒトを食べたか」です。
最近は経済的、時間的な理由などから以前ほどあまり新しい本を買わなくなっています。上に挙げた本はどれも10回以上は読んだものです。「亡命者は・・・」は15年以上前に買った文庫本あす。良い本は何度読んでも良いので、それはそれでいいかな。(ちょっと寂しいけれど)
3冊の中で一番集中して読んでいるのは、「女王陛下の・・・」。これは夏場よりも冬のほうがあいます。(理由は読めばわかります)何度も繰り返し読んでいるので、カバーはもうぼろぼろに。そろそろもう一冊買ってもいいかなと思っています。おなじく大好きな「宇宙の戦士」、「死に行くものへの祈り」は二冊持っています。
やはり本はいいですね。
さて「女王陛下」に戻ります。これは本当にいいですよね。登場人物に感情移入するだけではなく、ユリシーズ号に自分の姿を重ねてしまい感情移入してしまう。何で船に?って思うかもしれませんが、KJにとってはとにかくそうなのです。
つい最近ヒロシマの原爆投下についてのTV番組を見ました。それをみて友人と話し合ったのですが、政治のひとつとして戦争が認められている以上は、今後も戦争はなくならずどのような手段で殺傷しても、それは等しく罪深いことだと思います。その戦争の中で様々な葛藤や英雄的な行為(それが結果として敵を殺傷することに繋がるのだが)や悲劇が繰り返されるのです。エンターテイメントとして読むだけではなく、いろいろと考えさせられます。
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